ばいばい


笛の合図が鳴り響いた。


「終わった…?」


あたしは表情を変えないまま、ただ結果を知ろうとした。


「…終わったっ!

美波、勝ったんだよ!」


さっちゃんが興奮しながら、あたしの肩を掴んだ。


「え…?」


「さっつー!

ことーーっ!!

勝っちゃったよー!

どーしよーっ!」


今にも泣きそうな顔をして、あたしたちの元へ走ってきた美波をゆっくり抱きしめた。