あたしは応援席に座りながら、さっちゃんに聞いた。 「ん? あたしは3試合目。 美波の次なの。」 「そっかあ…。 頑張ってね!」 それからすぐ、ルカちゃんの試合終了の合図が鳴った。 試合中に声を出しての応援は禁止なので、あたしは必死に心で応援した。 「ゲーム、1点差かあ…。」 あたしは小さな声で言った。 「美波がリードしてるけど…、ちょっと危ないかなあ…。」 さっちゃんも小さな声で返してきた。 「うん…。」 刻一刻と時が過ぎていく中、美波は必死に戦っていた。 ――ピーーーッ!!!!