あたしは美波の背中越しに言った。
「応援するから!
頑張ってね☆」
「…やっぱり、美波はことじゃないと駄目なんだね~。
あの子、本当にことが、大好きだから。」
「そんなことないよ!
さっちゃんが少し動かしてくれたから、最終的に美波が動いてくれたの。
あー、あんなこと言ったけど、5試合目のあたしも、緊張してきた~!」
バスケ部で試合経験のあるさっちゃんは、一人の試合は初めてだけど、緊張してないと言う。
あたしは、そういう格好良いところを憧れてるんだと思った。
「そういえば…さっちゃんは何試合目?」

