でも、あたしの隣の彼は、いつものいじわるな笑顔じゃなくて、もう一つ、あたしの大好きなキラキラした笑顔で応援していた。 「頑張れーーーっ!!!」 「おー!一点入った! ちゃんと見てた?琴音。」 「見てたよ!」 ピーーーーーーーーーー!!!!! 「前半・45分終了!」 康の応援しているチームが1点リードしたまま、前半の45分が終わった。 「格好良かったね~!」 「だろ?琴音が暇になんなくてよかったよ。」 「…そんなこと心配してたの?」