小さく微笑んであたしは、渡しそびれた誕生日プレゼントを写真の前に置いた。 「遅れてごめんね? 誕生日の日、ちゃんと空に向かって言ったんだけど…届いてたかな? …誕生日おめでとう。」 そう言って、あたしの誕生日の時にくれたネックレスと同じネックレスを置いた。 「…お揃い。 海月くんに聞いたらすぐ買った所分かったよ!」 あたしは康に向かって笑った。 ――その時…。 気のせいと分かっているけれど…。 康が微笑んだ気がした―…。