お父さんは何か感じてくれたのか、こうくんを抱き上げて言った。 「お姉ちゃんは大丈夫だよ。 痛いところは、パパが治すからっ!」 「ほんとー?」 「うん! …ほら、ママに会いに来たんだろ? ママはどこにいるー?」 お父さんは男の子を降ろして、こっちへ向かってきた。 「…隣、いいですか?」 あたしは首を縦に振った。 あたしの隣に腰を降ろした。