唯一変わったといえば、制服。 高校生になって初めて入ったから、壁にかかっている制服が変わっていた。 「はい。」 「え?」 座って辺りを見回していたとき、あたしの目の前に箱が見えた。 「…ありがとう…。」 びっくりして、ゆっくりと箱を受け取った。 隣に立っている康を見上げると、横を見ていた。 恥ずかしいんだと思ったあたしは、なんだかすごく嬉しくなった。 「気に入るか分かんねえけど…。 …誕生日、おめでとう。」