見てみると、メールが来ていた。


【件名:
 本文:海月が櫻木と2人にしてって。
    松宮にも伝えて。】


康からのメールだった。

今、あたしは美波とさっちゃんの間。

さっちゃんに伝えるには、困難だった。


「ねえ!

コンビニ、寄っていい?

喉渇いちゃった!」


「さっきアイス食ったじゃん!」


後ろから海月くんが、つっこんだ。


「こといじめちゃ駄目ーっ!

美波も買うもーんっ!」


美波は海月くんに向かって、舌を出した。

みんなで笑いなから、コンビニへと入った。