ばいばい


ほとんど寝れないまま、朝になった。

カーテンの隙間から見える、綺麗な朝日が眩しかった。


「行ってきます…。」


「あれ、もう行くの?

いつもより20分も早いじゃない。」


あたしは
「うん。」
と小さく言って家を出た。


家を出てすぐ、真っ青な空を見上げた。




…なんであたし、一人なんだろ。

どうして今日は会話がないんだろ。


…信じてるよ。


分かってる。

たまには康だって、他の女の子と…帰りたいよね…。


分かってる。

分かってる…。

分かってるのに…分かってる…のに…。


「うわああぁぁぁぁん…!」