そっとおでこに感じる唇の感触。
それに驚いて目を丸くすると、りっちゃんはニコッと微笑んだ。
そしてあたしを見つめると、優しくまた微笑み口を開く。


「じゃ、おやすみ♪……聖菜」


え……。


突然の事に固まっていると、りっちゃんは手を振って歩き出した。
その背中を放心状態で見つめる。


今のって……キス、だよね?
りっちゃんに……おでこにキスされた!?
えっ?えっ!?
ど、どうなったの!?
てか、りっちゃんがあたしを好き!?


「え……ええぇ~~~!!!!!?」