出口寸前ってトコで・・・。　　　　ドンッ！！誰かに思いっきりぶつかってしまった。　　　「痛ッ・・・。ス・・スイマセン！！」思いっきり打ち付けたお尻をさすりながら、謝る。
　　　　　　　謝った瞬間、見た相手の顔は・・・。
　功汰クンだぁッ！！　功汰クンは、りぃの幼馴染で、お兄ちゃんみたいなんだぁ！！
会うの久し振りだぁ！！　　　「おっ！！梨衣じゃん。見たトコロ・・。1人？？」地面に座り込んでいるりぃに手を貸しながら聞く功汰クン。
　　　「ぅぅん・・。ホントはね、彼氏と来てたんだけど、ね。でもぉ・・・。置いて行かれちゃって（ニコッ）」功汰クンの手を受け取って、屋敷内から出る。

　　「へぇ・・・。彼氏・・・。ねぇ（ニヤッ）」一瞬、功汰クンが、ニヤッ　　　ってした様な・・・。気のせいかなぁ。