目線を下に。
俺の手に駆けられてる手錠のハートを、
軽く指で弾いた福森。
「それから中学に上がって、
周りはみんな男の子と付き合いだしたり。
あたしも告白とかされたんだよ?
でも・・・そのたんびに思い出すの。
この人と付き合えば、
この人との付き合いは終わってしまう。
友達は永遠なのに、恋人は永遠じゃない。
それが怖くて、
あたしはずっとそれから逃げてた。
逃げて逃げて、
あたしは永遠が欲しかったの。
どこにも行かない、確かな永遠」
少しだけ、わかったような気がする。
今まで、福森がモテると言うことは
バカじゃねぇのってくらい聞いたことある。
でも、誰かと付き合ってるっていう噂は、
今までに1度も聞いたことがなかった。
「ずっと一緒にいたいの。
一瞬なんていらないの。」
福森の言葉に、
俺の胸はキリキリ音をたて痛み始めた。
もしかしたら、
コレはこの前の
俺の告白の返事なのかもしれない。
結果なんてここまできたら、
もうわかったみたいなもんだ。

