「どうする高畑くん?」
花原さんが俺にどっちにするか聞いてきた。
「俺はいつもラフしか選ばないけど花原さんは?」
俺は俺だけでどっちか決めるのは良くないと思ったから花原さんに聞き返した。
「高畑くんも?実は私もラフしか選ばないの」
花原さんがなんだか嬉しそうに言った。
「そうなんだ、じゃあラフでいいか?」
俺も花原さんと同じ考え方をしていたのにびっくりしながらも花原さんにラフでいいか聞いた。
「いいよ」
花原さんはうなずきながら言った。
「よし、じゃあラフでお願いします」
俺は相手に伝えた。
相手は俺たちがラフだと伝えたらどっちか分からなくなるようにラケットを回してどっちか確認した。
「スムースです、サーブでお願いします」
相手はグリップの先を俺たちに見せながら言ってきた。
「それではそれぞれ位置についてください」
雷門部長が言った。
「高畑くんどっちやる?」
花原さんが俺にサイドをどっちにするか聞いてきた。
「俺はどっちでもある程度できるから花原さんから決めて」
俺はいつも組んだ人に選んでもらっていたから今回も花原さんに選んでもらうことにした。
「じゃあ、私はバックサイドだからバックやっていい?」
花原さんがバック側を指差しながら言った。
「いいよ、じゃあ俺はフォア側をやるな」
俺はそう言ってフォア側に移動した。
そして全員は位置に着いたことを確認したら雷門部長が大声で試合の開始を宣言した。
「ワンセットマッチ、プレイ」
とうとう初めてのミックスダブルスでの試合が始まった。
相手がトスを上げてサーブを打ってきた。
サーブは甘く正面に入ってきたので俺はちゃんと構えて逆サイドめがけて思いっきりフラットを打ち込んだ。
相手は構えが間に合わずラケットに当てて俺のほうにゆるく返してきた。それを花原さんがポーチに大きく出てボレーを相手のボレーやーの後ろに打ち込んだ。
「15対0」
ポイントが決まって雷門部長がカウントを大声で言った。
「ナイスボレー」
花原さんが俺にどっちにするか聞いてきた。
「俺はいつもラフしか選ばないけど花原さんは?」
俺は俺だけでどっちか決めるのは良くないと思ったから花原さんに聞き返した。
「高畑くんも?実は私もラフしか選ばないの」
花原さんがなんだか嬉しそうに言った。
「そうなんだ、じゃあラフでいいか?」
俺も花原さんと同じ考え方をしていたのにびっくりしながらも花原さんにラフでいいか聞いた。
「いいよ」
花原さんはうなずきながら言った。
「よし、じゃあラフでお願いします」
俺は相手に伝えた。
相手は俺たちがラフだと伝えたらどっちか分からなくなるようにラケットを回してどっちか確認した。
「スムースです、サーブでお願いします」
相手はグリップの先を俺たちに見せながら言ってきた。
「それではそれぞれ位置についてください」
雷門部長が言った。
「高畑くんどっちやる?」
花原さんが俺にサイドをどっちにするか聞いてきた。
「俺はどっちでもある程度できるから花原さんから決めて」
俺はいつも組んだ人に選んでもらっていたから今回も花原さんに選んでもらうことにした。
「じゃあ、私はバックサイドだからバックやっていい?」
花原さんがバック側を指差しながら言った。
「いいよ、じゃあ俺はフォア側をやるな」
俺はそう言ってフォア側に移動した。
そして全員は位置に着いたことを確認したら雷門部長が大声で試合の開始を宣言した。
「ワンセットマッチ、プレイ」
とうとう初めてのミックスダブルスでの試合が始まった。
相手がトスを上げてサーブを打ってきた。
サーブは甘く正面に入ってきたので俺はちゃんと構えて逆サイドめがけて思いっきりフラットを打ち込んだ。
相手は構えが間に合わずラケットに当てて俺のほうにゆるく返してきた。それを花原さんがポーチに大きく出てボレーを相手のボレーやーの後ろに打ち込んだ。
「15対0」
ポイントが決まって雷門部長がカウントを大声で言った。
「ナイスボレー」