利つが客をとるようになり、すぐに利つの人気がでてきた。 更に、つい最近までおぼこだったのが嘘のような手練れに男たちは溜め息を漏らした。 幼い頃からずっと一緒にいたのに、この差は大きく、私はぽっかり穴が空いたような気持ちだった。 そんなある日、私は大切な話しがあると姐さんに呼ばれた。 大方の予想はついていた。 *