「あんた達何やって……やめなさい…やめなさい! 利つ!え津!」 掴み合いの喧嘩をしていると女将さんに見つかり、店の若い衆に引き離された。 2人とも結った髪はボロボロで、お古であっても姐さん達から譲って貰った着物も着崩れていた。 『私は悪くない! 利つが…利つが… いつもならいいよ、って言うのに… 私、こんなの嫌だ!利つの持ってる方と換えっこしたい!』 *