そんな中、一番中途半端な私は家族のお荷物になっていると気づいたのは齢六つの頃 それでも家族の邪魔にならないように…一緒にいられるように気をつかっていた…つもりだった この男が家にやって来て、チャリンと音がする袋を母ちゃんに渡すと、私は家をだされた 手を引かれついていった 途中で、振り返っても誰もいなかった (私はイラナイ子なんだ…) *