あなたを好きということ


文化祭当日。


「はぁ~とうとうきたぁ・・・」

『琴芭大丈夫だってぇ~♪ 
 自信もってけ☆』


だからその笑顔は、ダメだって・・・



『琴芭~ちょぃ来てー!』

「なんでぇ~?」

『いいから来いってーの!』

「えー・・・なんか嫌・・・」

『こんのひねくれ姫が(笑)』

『ほらほら王子が呼んでるんだから行ってきなさい♪』


そう言って、あたしは行きたくもなかった
森の所へと早苗から背中を押され
森の前に立つとすぐさま腕をつかまれ廊下へと連れていかれた。



「ちょぃちょぃ!どーしたの!?」

森が振り返ったと同時にあたしの頬に冷たいけど
暖かい温もりが伝った


『緊張しすぎやて!』


あたしの頬に手を当てながら森が言った


『お前まぢ眉間にしわが凄かったし(笑)』

「そこまで寄ってなかったし・・・」