「俺、4月から お前のことずっと 見てきたし お前のギター ずっと聞いてた。 けどさ、あんな 悲しい曲… 初めて聞いた。」 「…。」 何て答えれば良いか わからない。 「どうしたの?」 空のたった一言 その言葉に アタシはまた 涙してしまった。 「わからなぃよ…。」 空はアタシを抱き寄せて 泣き止むまで ずっと抱きしめて いてくれた。 初めて人に見せた 弱さだった。 初めてこんなに他人に 気を許した。 空の腕の中は あったかかった。 こころは 他人の優しさを 覚えた。