家に帰ると美羽が ドタドタとかけて来た。 「遅いから 心配したじゃん!」 「ごめん。」 「何してたの? なんか、いつもと 雰囲気違うね!」 「…そう?」 「なんか、嬉しそう!」 美羽に そう言われた途端 顔が赤くなるのが わかった。 そのまま走って 部屋へ行った。 ベッドに埋もれながら 坂上 水のことを 考えた。 もう一回 会ってみたいなあ。 あのギター もう一回弾きたいな。 あの笑顔 もう一回見たいな。 なんて考えた。 そしてそのまま 眠りについた。