「とりあえず早くこの森抜けようよ。」

「だな。濡れちまったし。」
二人は、黙々と森の中を歩いた。
40分たって、ようやく森を抜けた。

「やっと………抜けたね……」
サラが地面にへたりこんでいる。

「長かったな……………まさか…こんなに疲れるとは……」
ルシがおもわず、ため息をこぼす。

「さ、とりあえず宿に行こうぜ!一回寝たい…」

「アハハ!そうだね。」 二人は宿に向かって歩き出した。