涙を拭いて 自分の幸せのために歩く。 私の好きな人のところへ。 だけどやっぱり早く会いたくて走り出した。 受験の時通っていた予備校の前まで来た時、 予備校の前に私の好きな人が立っていた。 やっと思い出した。 前も私、上坂君にペンを貸したんだった。 それで真弥に怒られたんだった。 怒られたことの方が記憶に残ってて忘れてたけど。 その時も今度お返しするねって言われた気がする。