しかもまた話しかけてきた。 ホント 勘弁してほしい。 顔引きつってるの気付け! 「あのさ、俺の名前覚えてる?」 内心こんなのどうでもいいから消えてって本気で思う。 だけどそんなこと言えるわけないんだけど… 「覚えてるよ。 上坂(カミサカ)君でしょ。」 しょうがなく答えたはいいけど、 答えたと同時に腕に激痛を感じた。 「いッ…!」 あまりの痛さに顔を歪ませてしまった。 「えっ!?どうしたの!?」 1人状況がのみ込めてない上坂君。 お前のせいだよ! と心の中で叫んでおく。