「観月の考えはこうだけど、違う考えの人がいても別にいい。むしろいたほうが面白い。いるならどうしてその人がそういう考えなのか『知り』たい」


 基本的に観月はこういうスタンスです。

ですので、観月の物言いに否定されたと感じた方、御不快になられた方はすみませんでした。



 観月は『批判』とは『否定』ではなく『指摘』と考えています。

そして人に指摘をするとき、優しい言葉か厳しい言葉、どちらにするか迷った場合は、『厳しい言葉』を選びます。

 相手が子供であっても、です。
 議論が苦手な人がいるとわかっていても、です。

 どんなにご批判頂いても、ここだけは曲げられないのです。


「叩かれる経験なくして成長はあり得ない」


 それが観月の貫く『信念』です。

 ですが、観月と同じことをやれ、とは人に薦めるつもりはないです。薦めて簡単にできるようなことでもないと思います。

偏った『論』とは違い、『信念』はたとえ偏っていても貫きたいものだと思っているからです。

 ただし!

もちろん観月の信念は誰にでも有効ではないことも経験で理解しているので、時と場合と場所は選びます。

観月なりに選んだ結果、失敗と思うこともあります。

それは『やってみなければわからない』のです。

 観月の考えを『知って』ほしかった。そして観月と違う考えを『知り』たかった。

知ったうえで、そのあとどうするかは……それは各々が自分で決めていいと思っています。


「わかった。だが私(俺)とは相容れない」


 最終的にそう言われても構わないのです。
 観月も同じことを二度繰り返して言う気はないのです。

 ただ、最近では

 必ずしも『キツイ言葉』=『厳しい言葉』ではない

 ……とは思い始めています。なので


『厳しくても相手が否定されたと感じない言い方』


 これが、今の観月の目標であり人生のテーマです。



 第一稿、第二稿、共にご精読本当にありがとうございました。