◆
カタ
その音を聞いて、私はその音のほうをチラとみる。
視線を窓の外に戻して、
「あの子また来たの。いい加減うざいんだよね。」
と言った。
それを聞いた私に従うだけの女は、
「ささっと居なくなんないかな。なんであいつここに居んの。」
と言った。
そう私は、クラスの1人の女の子を差別してる。
初めの理由なんて、小さいことだったかも。今では覚えてない。
ただ、家でも学校でも楽しくないから。私は今日も、女の子を差別する。
私は世間でいう“いじめ”の主犯だ。
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