…チビに欲情しないって言ったじゃない!…あぁん、あぁ〜ん!」
「特訓だ。うるさい、黙れ!」

悠太は麻友美の性感帯を刺激する。

「はぁはぁはぁ…。」


「んっ、やだっ!!あぁぁぁ!!」

麻友美の股間の中へ悠太の精器が!?何度も、こすりつける。

「あっあっあっあぁぁぁ…!!」

麻友美は、最後の力で這うが、悠太から逃れられない。麻友美は気を失う。


麻友美が気がつくとベッドの横には裸の悠太が麻友美を抱いている。

「いやっ!?」

起き上がる。

くらっ…。

「…嘘つき!襲わないって、欲情しないって!?」

麻友美は泣いて逃げ去る。

「…麻友美。お前が無防備だからいけないんだ。」


家に着いた麻友美。目には涙。

ふらふら。

部屋に入るなり力が尽き、ベッドに倒れる。

「姉さん?早いね。」

弟が入って来る。

「…あれ、寝てる。あ〜あ、もっときれいに布団かぶらないと風邪引くよ、かける。」
「!?…また男の臭い。」

くびれ、首すじを触る。色気。

「あぁ…。」
「…やっぱり、男仕様に。濡れてる…まさか、セックスを!?」


麻友美は目覚める。弟を見つけ、

「祐貴ぃ〜。」

ガバッ。

「…。」
「…このままいさせて…。」

涙。

「姉さん?」
「祐貴、姉さん駄目かもしれない。」

弟は、

「姉さん、文化祭、僕も行きたいな。姉さんの歌、聞きたいな。ぼく、高三だし、行ってもおかしくないし。」
「…。」
「姉さんの夢は僕の命。僕の夢を見たい。」
「…頑張る。」

言ってみたものの、麻友美は嫌だ。悠太なんて見たくない。


次の日、美里、沙織に聞かれるが、黙る。美里、沙織は不思議そう。練習も行きたくない。それが美里たちに何かあったと思わせる。二人だけにしようと決意。


美里と沙織に唆かれて練習場に一人行く麻友美。やる気がない。椅子に座っている。頭を抱えて。

「…最低。」

呟く。そこへ、扉が開く。麻友美は美里らと思い、

「何してたの…!?」

悠太一人。

「よっ!」

悠太は普通にしている。

「…来ないで!」
「はめられたみたいだ。」

悠太が麻友美に