次の日、麻友美たは普通りに通学する。美里たちには内緒で。講義が終わると練習。

「もうすぐレコーディングだし。」

麻友美たちもみんな曲を考えたりしていた。
帰り。麻友美と悠太はアツアツ。

「やめて。恥ずかしい。」
「ダメだ。」
「きゃっ。…ここは電車!」

離す。

「何でいつも拒否る。」
「電車の中は大人しくしてて。…だからお坊ちゃまはいけない。」

悠太はブチッ。

「比較されるの嫌だ。お坊ちゃまは嫌な言葉。お仕置きしないといけない。」
「へ…?」


ホテル。悠太は麻友美を押し倒す。

「んっ!?ごめんなさい…ああっ!!」

抱く。

「やめ…ああん!!」

ググッググッ…。

「早っ!?いやぁ〜ん!!」


ぐた…。

「ひどい、私欲を満たす為に倍速でしなくてもいいじゃない。」

悠太は麻友美を乗せて。

「じやぁ麻友のキモチは?」
「…言わせないで。」

キス。

「チビ。」

麻友美はムッとする。悠太は、

「かわいいよ。チビで近付けた。」
「…嬉しくない。コンプレックス。」
「しるしついてるから大丈夫。」

麻友美の胸に赤い痕。

「…。」
「怒るなって。…悪戯してもいいよ。オレが下になってるのだから。」

麻友美は、

「2倍や3倍になって返ってくる。」、
「返さない。約束する。」
「本当に?」
「うん。」
「もっと優しくして?」

きゅっ。

「麻友、それでいいの?」
「任せたいの。女の子から出来ないよ。私は悠に任せるだけ。」
「麻友…。絶対にいつか責任取るから。」
「うん。」


2月、Skipは麻友美ら短大部の卒業間近にデビューする。絢美や亜希もバックアップ。最初は自分らでみんなするけど。亜希が仕事を取ってくれて、休みにラジオに出たりした。麻友美の引き付ける声、悠太のハーモニー、みんなの調和で。広まり、大学と短大の文化祭で見出だされたと特集され、初登場1位になる。巷では、麻友美の声がアノ絢美とのユニットの声(事実だけど)という噂も。絢美はまだ隠そうと言う。

「サプライズ。」

ニッコリ。


亜希は、みんなに、

「…マネージャーがつくことになりました…。」

麻友美