見ていたから。仕事終わったら、食事そっちのけで捜していた事。」
「逃げません。ナオキさんしかいません。幸せです。こんなにいいパパはいません。子煩悩で。あの…。」
「？」
「お姉ちゃんとどのような関係ですか？」
「へ？」
「そうとしか思えません。」
（鋭っ…）
「友達ですよ。同じ大学でしたし。ナオキも同じ。君がナオキに告白した時も隣にいた。」
「同じ色気してます。」
（……。）
「大学卒業してからそれ程会っていませんよ。同窓会はまだないし、和也君が生まれて、見に行った時に偶然会った時と二人の結婚式とあと少し、ナオキに会いに行った時に見たくらいかな。」
「本当にですか…うっ！？」
「大丈夫？ナオキに代わっていいよ。」
「…はい。」
ナオキはあさみを優しくさする。あさみは、
「私は大丈夫です。喋って下さい。」
「赤ちゃんいいね。」
義人は言うと、
「義人は結婚しないのか？子供はいいぞ。」
「…相手がいることだし、なかなか難しいよ。」
「彼女は？」
「今までナオキには話してきたつもり。期が熟したらします。きっと…そう考えないとやっていけない。こう見えても寂しいんだぞ。」
「ごめん…。」
「いいよ。またナオキんち行くよ、独身者は友達が恋しいし、ナオキの惚気話を聞きたい。」
「天が与えてくれた命。産まれたらたくさんキスしたい。」
「ふふふ、また聞くよ。聞くのは好きだから。」
「ごめん、惚気てばかりで。」
「いいよ。幸せな証拠だ。おやすみ。」
「おやすみ。」
切る。未亜は、
「寂しいの？」
駆け引き。
「未亜がいればいい。」
ちゅっ。
「独身者さん。」
「嘘だよ。好きだよ。」
「あぁん。」
「未亜をこうしていいのは俺だけ。」
「あぁん、すき！好きぃ！！」
「そんな社長なのに心を痛めていない訳ありませんよ。社長の性格は知り尽くしていますし、社長が大学生の時に、文化祭で初めて会った女子高生に告白されて、心を奪われていく経緯も知っています。社長夫妻は子煩悩ですよ。溺愛しすぎているくらい。」
息子は、
「…確かに。叔父様や叔母様は和にぃや悠にぃや奈央ちゃんのいいパパしてるね。」
「悠は幸せですよ。」
「で、親族な高瀬さん親子はも
「逃げません。ナオキさんしかいません。幸せです。こんなにいいパパはいません。子煩悩で。あの…。」
「？」
「お姉ちゃんとどのような関係ですか？」
「へ？」
「そうとしか思えません。」
（鋭っ…）
「友達ですよ。同じ大学でしたし。ナオキも同じ。君がナオキに告白した時も隣にいた。」
「同じ色気してます。」
（……。）
「大学卒業してからそれ程会っていませんよ。同窓会はまだないし、和也君が生まれて、見に行った時に偶然会った時と二人の結婚式とあと少し、ナオキに会いに行った時に見たくらいかな。」
「本当にですか…うっ！？」
「大丈夫？ナオキに代わっていいよ。」
「…はい。」
ナオキはあさみを優しくさする。あさみは、
「私は大丈夫です。喋って下さい。」
「赤ちゃんいいね。」
義人は言うと、
「義人は結婚しないのか？子供はいいぞ。」
「…相手がいることだし、なかなか難しいよ。」
「彼女は？」
「今までナオキには話してきたつもり。期が熟したらします。きっと…そう考えないとやっていけない。こう見えても寂しいんだぞ。」
「ごめん…。」
「いいよ。またナオキんち行くよ、独身者は友達が恋しいし、ナオキの惚気話を聞きたい。」
「天が与えてくれた命。産まれたらたくさんキスしたい。」
「ふふふ、また聞くよ。聞くのは好きだから。」
「ごめん、惚気てばかりで。」
「いいよ。幸せな証拠だ。おやすみ。」
「おやすみ。」
切る。未亜は、
「寂しいの？」
駆け引き。
「未亜がいればいい。」
ちゅっ。
「独身者さん。」
「嘘だよ。好きだよ。」
「あぁん。」
「未亜をこうしていいのは俺だけ。」
「あぁん、すき！好きぃ！！」
「そんな社長なのに心を痛めていない訳ありませんよ。社長の性格は知り尽くしていますし、社長が大学生の時に、文化祭で初めて会った女子高生に告白されて、心を奪われていく経緯も知っています。社長夫妻は子煩悩ですよ。溺愛しすぎているくらい。」
息子は、
「…確かに。叔父様や叔母様は和にぃや悠にぃや奈央ちゃんのいいパパしてるね。」
「悠は幸せですよ。」
「で、親族な高瀬さん親子はも
