妊症でね。躍起になって強要してるのを見てられない。家を出たのは別の理由。妹は8も下。両親にとっては初孫。未亜の両親にとっては3人目かも知れないけれど、孝行したいよ。それが答えだ。言うのはどうかと思って言わなかった。」
未亜は動揺
(初めて聞いた…)
「それを見たナオキは、だから聞いたんだねあさみ。やっとここに呼ばれた理由わかったよ。」
「?」
ナオキは義人を未亜まで運んで行き、
「義人、未亜おめでただろう。優しく抱いてあげろ。」
「え…本当か!?」
義人は未亜に問う。未亜は頷く。義人は未亜をきゅっと抱いて、
「嬉しい。何で早く言わなかった?」
「…ごめんね。」
「拒む訳ないだろ。オレの子供好きくらいわかるだろ?」
「…うん。」
「後でお仕置きな。」
「…え。」
「赤ちゃんいる嫁には手荒くできない。」
ナオキは、
「すごい事聞いたな。お兄さんの嫁の不妊症。」
「……。」
「みぃだろ?」
「…あぁ、みぃだ。アニキに強いられて可哀相だ。鎖に繋がれ有無を言わさず。…みぃはそんなに強くない。それでもみぃはアニキを好きだから。」
「みぃさん?」
あさみは聞く。ナオキは、
「旧姓遠藤みのり。小中学校の同級生だ。よく3人でいて、いつものように、三角関係とちやほやされた。」
義人は、
「関係はなかった。気の合う仲間。アニキは何も知らずにナンパした。知った時は驚いた。」
「よ…よっち!?」
「みぃ!?…びっくり。アニキの彼女がみぃ?」
「…なっちは元気?」
「うん。あいつは元気だ。」
「よっちは彼女いないの?」
「…いないよ(未亜へ片思い時代)。」
「なっちは?」
「いないんじゃないかなぁ(嘘)。」
「よく遊ぶの?」
「まあね。」
「二人ばかりでいると見つからないよ。よっちとなっちはいい人だもの。モテるよ。」
「…あいつはいろいろあるだろ。金目当てが寄り付かないようにとか親がピリピリ…。」
(和也が寝ているのを確認して)
「アニキがおかしくなったのは一年くらい前かな…妹からの電話だった。」
「…お兄ちゃん助けて!?お兄ちゃんが…。夜中にお姉さんの悲鳴と泣き声が毎日聞こえるの。」
「みぃ…じゃなくてみのりちゃんの?」
「うん…
未亜は動揺
(初めて聞いた…)
「それを見たナオキは、だから聞いたんだねあさみ。やっとここに呼ばれた理由わかったよ。」
「?」
ナオキは義人を未亜まで運んで行き、
「義人、未亜おめでただろう。優しく抱いてあげろ。」
「え…本当か!?」
義人は未亜に問う。未亜は頷く。義人は未亜をきゅっと抱いて、
「嬉しい。何で早く言わなかった?」
「…ごめんね。」
「拒む訳ないだろ。オレの子供好きくらいわかるだろ?」
「…うん。」
「後でお仕置きな。」
「…え。」
「赤ちゃんいる嫁には手荒くできない。」
ナオキは、
「すごい事聞いたな。お兄さんの嫁の不妊症。」
「……。」
「みぃだろ?」
「…あぁ、みぃだ。アニキに強いられて可哀相だ。鎖に繋がれ有無を言わさず。…みぃはそんなに強くない。それでもみぃはアニキを好きだから。」
「みぃさん?」
あさみは聞く。ナオキは、
「旧姓遠藤みのり。小中学校の同級生だ。よく3人でいて、いつものように、三角関係とちやほやされた。」
義人は、
「関係はなかった。気の合う仲間。アニキは何も知らずにナンパした。知った時は驚いた。」
「よ…よっち!?」
「みぃ!?…びっくり。アニキの彼女がみぃ?」
「…なっちは元気?」
「うん。あいつは元気だ。」
「よっちは彼女いないの?」
「…いないよ(未亜へ片思い時代)。」
「なっちは?」
「いないんじゃないかなぁ(嘘)。」
「よく遊ぶの?」
「まあね。」
「二人ばかりでいると見つからないよ。よっちとなっちはいい人だもの。モテるよ。」
「…あいつはいろいろあるだろ。金目当てが寄り付かないようにとか親がピリピリ…。」
(和也が寝ているのを確認して)
「アニキがおかしくなったのは一年くらい前かな…妹からの電話だった。」
「…お兄ちゃん助けて!?お兄ちゃんが…。夜中にお姉さんの悲鳴と泣き声が毎日聞こえるの。」
「みぃ…じゃなくてみのりちゃんの?」
「うん…


