濃厚なキス。

「…もう。」


寝室。何度もキス。

「何かキスばかりしてたら熱くなってきた。未亜かわいい。」
「やだ。いつも同じ事…。」

キス×キス。

「そのだてめがね外して?」
「未亜に外して欲しい。」


二人は会うなり行為をする。デートは遠くに(見つからないように)

「何が欲しい?」
「何でもいいよ。義人がいるなら。」

義人は未亜に指輪をプレゼントする。

「そんな…、いいよ。」
「いつかきちんとしたの贈る。他の男に触れさせない。」
「そんな…もう私には義人しかいないの。」
「報酬は?」
「…わかったわ。」

報酬=何かわかる。


3年近く経った頃、いつものように義人の家へ。義人はよそよそしい。

「どうしたの?」
「…何もないよ。」

すると、義人は未亜の耳に優しく囁く。

「!?」

゛結婚しよう゛

未亜は赤くなる。左手の薬指には指輪をこっそりつけられている。

「義人?」
「結婚したくなった。これ以上待たせられない。結婚して欲しい?」

未亜は涙。

「義人しかいないのわかってるくせに…。」
「ねたばらししよっか。」


「もしもし?どうした、義人?」
「ナオキ、話がある。食事しないか?」
「今、あさみが二人目を妊娠してる…。」
「お嫁さんも子供も連れて来て欲しい。大事な話だ。…に6時に集合。待ってる。」
「お、おい!」

「どうしたの?ナオキさん。」

あさみは聞く。

「義人からの呼び出しだ。」
「義人さんって確か…。」
「たまに来る独身男。」
「私の事は気にしないで。和也といるし。お腹もそれほど…それに何かあったら和也に…。」
「あさみも和也もお呼びだ。」
「え?」
「何か話があるみたいだ。あさみに気を遣っただけかもしれないが誘いに乗らないわけにはいけない。」
「…でも私がいたら。」

ナオキはあさみにキスして、

「あさみが嫉妬せずに済むだろ?もし合コンだったらどうする?」
「嫌!」
「大丈夫。あさみしか見えない。」

キス。

「…わかりました。」


ナオキ達が着くと義人が一人いる。

「ごめん、急に呼び出して。本当に子供ナオキに似てるなぁ。」
「かわいい