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「水城、おはよう!」


ちゃんと笑顔になってるかな。


昨日いっぱい練習したから、自信はある!



「ゆ、優ちゃん……おはようさん」


水城が引きつった笑顔で挨拶を返す。


なんで引きつるの!?


あたしの笑顔ってそんなに変!?



ニコニコしながら、真奈の待つあたしの席に着く。



「真奈ぁ~。なんかおかしかった?」



「ううん。完璧だったよ」



「うーん…」


じゃあ何なんだ?






「な、なぁ……優ちゃん」



「えっ何?」


急に話しかけられたけど、スッと笑顔を頑張ってつくる。