にこのまま眠ってしまうと思う。





薄暗い闇の中、私は少年の横顔を見る事も出来ず

冷えた体を抱きすくめるようにして布団にくるまっていた。




本当は私だって



こうして


誰かに抱き締めて欲しかった。





私の瞳からは涙が零れて



少年の制服に染みた。