Milk Tea

「ヤクザだ」


あたしの祈りは虚しく、一番関わり合いになりたくない答えを言ったのは…黒いオーラの奴。


そう言った奴の顔は、何てゆうか…悪人顔そのもの。


「…へぇ、ヤクザもこんな綺麗なオフィス持てるんだ」


ついこぼれたあたしの独り言に部屋にいた人はあわててあたしに飛び掛かって来た。


「おま、何て口の聞き方…！」


大人の男に飛び掛かられると、体が引けてしまう。


「やめろ。おまえらはキョウと組に戻れ」

その一言で男はピタリと止まってあたしをガン見する。


てか、爽やかイケメンはキョウさんてゆうんだ。


「何かあったら呼んでください。」


キョウさんはそう言うと部屋から出て行き、男も慌てて頭をさげてキョウさんを追いかけてった。