「あたし、どうなるんですか?」


あたしの言葉に2人が驚いた顔をしてこっちを見た。


「…案外あっさりいきましたね。多少の抵抗は考えていましたが」


爽やかイケメンが黒いオーラの奴に言うと黒いオーラを出してる奴はニヤッと笑
った。


「話が分かる奴は嫌いじゃねぇ。気に入った、おまえは俺が買ってやるよ。おまえの母親の借金は1000万。しっかり払えよ?」


どうしよう!
気に入られちゃった!!
てか、1000万!?


かなりの額は覚悟してたけど、絶対使いすぎでしょ…


「分かりました。あの人から離れられるなら何でもいいです。」


はっきり言ったあたしの目に迷いはない。


爽やかイケメンに車に乗るように促されて、おとなしく乗り込んだ。