ショータは盛大なため息をつく。


「そうじゃねぇ。
1人で行動するのは危険だ。
大口リカがまたどこで借金作ってるか分かったもんじゃないからな」


またあいつ…


「何かあったら逃げるから心配しなくて平気だよ」


ショータは納得してはないみたいだけど、渋々頷いた。


「その代わりタキを連れてけ」


タキさんってゆうのは、最初事務所で留守番してた人。


ショータが忙しい時、何かと世話をやいてくれる。


「分かった」