溺れた愛のシルシ





あったかい・・・。すごく気持ちいい。
ここはどこだろう…?

バサッ―――――――――――

夢が途切れるとあたしは、古い小屋の暖炉の横で寝ていることに気がついた。

「こ、ここどこ??」

「あ。飴野さん眼覚めた?」


そういう彼はさっきあたしを救ってくれた救世主。


でもこの小屋って…。


「飴野さん倒れた時にさ、ホテルに戻るにはちょっと…。」

「お、重くてごめんなさいっ!」


あたしは毛布をとって頭を下げた。


「い、いや、そうゆうわけじゃ…。それでちょっと歩いたらここが見つかったから…。」

「そ...うだったんだぁ…。」


なんか...気まずくない...?
てか、この中あたしと...。2人だけ??