溺れた愛のシルシ










あたしの口から出た言葉には、
今までにないほど力がこもっていた。




それを歓迎するかのように、



小さな窓から見える
数匹のスズメがこちらを向いて、


チュンチュン


と小さなかわいらしい声で鳴いている。





でもその歓迎は、



そう長くは続かなかった。







それは翔くんが...。




泣いていたから。