溺れた愛のシルシ







お兄ちゃんには、



りっくんと破局寸前ということ。
でも、それはあたしのせいで...。


翔くんのことを無闇に
「好き」と言って、りっくんは怒った。
ということ。



あと、里緒ちゃんに誘われた合コンで、
京汰くんという男の子に出会い、


危うくキスをされそうになったこと。




そして、自分の「好き」という感情が、
理解できないということ。



全部話してしまった。



とゆうか…、

なにも言わずに爪をいじりながら
聞いていたお兄ちゃんには、伝わっているのだろうか?



この人とはほんとに真面目に聞いてたか?





「ふーん。スッキリした?」


「は?」



寝ながら話していたあたしは、
パッと起き上がった。


それと同時に、お母さんが置いていたあたしのセーラー服が床に落ちた。




「それだけ?」

「それだけ。」



あたしは「呆れた。」
と小さい声で漏らして、再びベッドに寝転んだ。