あたしはりっくんのおかげで、なんとか頂上から真ん中らへんまでおりることができた。



「ありがとう…。」


ちょっと恥ずかしくなってまともに顔が見れない…



「こっからは大丈夫か?」

ゴーグル越しだからあんまわかんないけど


りっくん顔が赤いよ…?



「が、頑張りますッ!!」

「ぷっ。じゃあ俺先に下で待ってるから。」


なんでりっくんが笑ったのか分からず、あたしは頷いた。