『楽園』


ここがそう呼ばれていたのはいつだっただろうか。





木の実は一年中絶えることなく実り続け、


小鳥がさえずり、


子供達の笑い声で満たされていた。








ー“あの女”が来るまでは。







希望なんてない。

身も心もすり切れた。




心の悲しみは溢れて




溢れて溢れて…









______


____


__