くるくると廻る
渦の中

出たい
助けて

立っていられない程の螺旋が
君を縛りつけている


でもね
顔をあげてごらん?

渦は
天高く続く階段になったでしょ?

道はあるんだよ?
どこまでも
どこまでも続いているんだよ

一歩ずつ歩き出せる様になったら
きっと見えてくる
春の陽だまりの様な温かい光が

今はまだ進めなくても大丈夫

いつか
歩き始められる

ゆっくりでいいんだ・・・

君は君
僕は僕

比べるものなんて
何もないさ