思わず見上げた青い空

まばゆいばかりの輝(ひかり)に目を細めたとき

白い鳥が一羽
真っ直ぐに空を横切った

あまりにまっすぐで…
あまりに堂々として…

凛としたその姿に
周りの音が一瞬掻き消された

果てのない空への旅

行っても行っても終りがない事は
君が一番よく知っているはずなのに

なぜ羽ばたき続けるの?
なぜそんなに輝いていられるの?


悩んでばかりいたあの頃

どんよりとした曇り空を持つ僕の心に
君は確かに
白い足跡を刻んだ