「とりあえず先に一緒にお風呂にでも入ろうか?いいよな?」 そう言ってグッと顔を近づけてた陽生にもう拒否することなんかできるはずもなくて コクンと素直に首を縦に振った私 それを見ながらフッと満足そうに笑った陽生が最後に私の額にそっとキスをしゆっくり体を離した 「あ、で、でも…」 「ん?」 陽生の体が離れる寸前私は思い出したかのように声を出していた 「チョコレート…」 「えっ」 「本当によかったの?」