君から覗いた私


そして、渡された黒く長い筒。

いわゆる図面ってやつが、入っているのだろう。

その外人は、カフェモカを手に話はじめた。


「セリタサンハイツモカガヤイテル。セリタサンノツクリダスモノモオナジデス。スベテカガヤク!」

その外人は、恥ずかしげもなくそんなに芹田に惚れているんだろう。