「あの実は・・・好きな人を作ろうと思って」


「はあ(怒)おまえバカじゃねーの、好きな人は作ろうと思ってつくるんじゃないの。
 自然とできるもんなの。そんなのもしらないの?」


「ハイ、ウチあんまり恋したことないから・・・」


「あの!ありがとうございます。とっても勉強になりました。」


こんなこと言ってくれる人はいない。そして、すごくやさしい。


「あっそ、それより迷子になったんだよね。」


「あっ忘れてた、ココどこですか?」


「ハァーおまえってどこまでバカなんだよ。」


「すみません」


「ココは、ほとんど使われていない会議室。1年の教室は3階だ。」


「ありがとうございます!じゃ」