わたし工藤麻衣。ごく普通の高校1年生。


今日は待ちに待った、入学式。


わたしは親友の佐藤奈々と一緒に見事、東野高校に合格しました‼


「奈々~、奈々は部活に入るの?」


「アタシは、書道部に入ろうと思ってる。麻衣はどうすんのよー」


「ウチ?ウチはまだ決めてないよ~」


「麻衣はいつもそう言って、入らないじゃん!」


「だって~奈々みたいに書道家になろうっていうゆめなんてないもん!」


「ハイハイわかました。あっ!入学式」


「遅れる~」