「……これは…」

少女の後ろには

少女とあの少年を隔てていた柵があった

「(どうしてここにこの柵が?)」

少女が不思議に思い柵を見上げていると

「……また会えたね」

どこからか少年の声が聞こえてきた

「……え?」

少女が驚いて前を見ると

そこにはここにいるはずのない少年が立っていた