罪人の恋~少女side~【短編】

少女は、少年に手を振ると

急ぎ足で病院に戻った

少女が窓から入ると

「あ、いた!!」

看護婦さんが部屋に戻った私を見て

ホッとしたような目で見ていた

「もう、心配したのよ?」

「ごめんなさい、少し外に出たかったの」

「そういうのは先生に許可を取らなきゃダメよ?」

看護婦は少女に少し説教をした後

「大人しくベッドにいてね?」

といって、部屋を後にした