「ああ、そうだ。紹介する。パーティーに出てくれることになった山内美奈だ。」


「はじめまして。山内美奈です。」



私はペコッと頭を下げた。



「それで、こっちは俺に仕えてくれている運転手の真鍋だ。」




「お初にお目にかかります、裕也様の運転手の真鍋と申します。」



またしても、あまりに綺麗なお辞儀をするもんだから、つられて私もお辞儀をしてしまった。



そんな私を見て真鍋さんは微笑み、



「とても可愛らしいお嬢様でございますね。」



と言った。



「それにしても、裕也様がこんな素敵なお嬢様とお知り合いだったとは。」