急にその人が止まり、勢い余って私は背中にぶつかってしまった。 「いったぁ・・・・」 私が鼻をさすってると、振り返った男の人は意に介さず、 「ごめん、ちょっと頼まれてくれる?」 うわぁ・・・かっこ良い・・・ 何この人?芸能人? なんか顔が熱くなってきた・・・! 「くすっ。俺の顔に見とれるのは良いけど、とりあえず、これに着替えてくれる?」