奇怪な住人??

ー・・・寝れない。


バタバタバタバタ・・・


コウモリがうるさい・・。

しかも上から、

『キャッ!』

とか、

『ゴトッ』とか聞こえる・・。

何〜!?


私は、『キャッ!』って聞こえる方の壁に耳をくっつけた。

ーなんとなく・・・。


『キャッ!や・・・ッ!痛っ!」

『ズズズズ・・・ッ』


・・・・こ、これは・・・、アレでしょうか・・!?

その、あの、雄司さんと楓さんでしょうか・・??



私は真っ赤になりながらベットに戻った。


寝れなかったけど・・・。



_______


「行ってきます。」

「秋ちゃん、行ってらっしゃい!!」
楓さんに見送られて学校に行った。

楓さんの目が見れなかった・・。



朝ご飯は、食堂で、楓さんと食べた。

すごい長いテーブルで、楓さんとの距離が、3、4メートルはある。

椅子の背も長くて、姿が隠れるほどだった。

ちょっとお姫様になった気分で登校した。

お母さんが亡くなったから、登校は、久しぶりだった。